竈門神社(夢想権之助神社)

竈門神社(かまど じんじゃ)

場所 福岡県太宰府市 宝満山山頂(標高829m)及び山麓(下宮)
主催神 玉依姫命(たまよりひめ の みこと)
創建 社伝として天智天皇の代(668年-672年)頃とされている
(当時の社名の訓みは一般に「カマト」と付されるが、「カマカト」と付す写本もある)

式内社(名神大社)。旧社格は官幣小社で、現在は神社本庁の別表神社。別称を「宝満宮」「竈門宮」とも。下宮は山麓に鎮座する。主要社殿は本殿・幣殿・拝殿からなる。
境内には南北七間(約12.8m)・東西四間(約7.3m)の礎石建物跡があり、竈門山廃寺の中枢施設と見られている。当地からは8世紀から12世紀の古瓦が出土している。
元は「仏頭山」「御笠山」と称されていたが、神功皇后の出産の時にこの山に竈門を立てたことに由来すると伝える。
一方『筑前国続風土記』では、山の形がかまど(竈)に似ており、煮炊きの様子を示すかのように雲霧が絶えないことに由来するとされる。その他、大宰府鎮護のためカマド神を祀ったとする説、九合目付近の「竈門岩」に由来するという説がそれぞれ伝承されている。
社伝としては、天智天皇の代(668年-672年)頃の創建としている。これらの真偽は明らかではないが、下宮礎石群の調査から創建は8世紀後半頃ではないかという説も存在する。

夢想権之助社 (併設社)
祭神は夢想権之助。夢想権之助は宝満山で修行したのち、宮本武蔵と戦って勝ったと伝えられる。

『宝満山山頂から更に小高い山を越えて20分程行った先に、鬱蒼とした樹海と奇岩に囲まれた「普池の窟」がある。この窟内は広さ約十五畳ほど。玉依姫の命の石像と石仏が約十体安置されている。この窟で岩見重太郎、杖道創始者夢想権之助勝吉先生が武術の極意を授かったと言われている場所である』(普及会だより第一号、S56.1より転載)

竈門神社(神社HP)